風邪

再開と銘打っておきながら、間が空いた。

どうも今年に入ってから変に体調を崩しがち。たぶん、自己管理がなっていない。自己管理は最も苦手なことの一つ。たとえ生まれ変わっても私にはオリンピックでメダルとか取れる気がしない。

先週は特にひどかった。週の半ばから、どうも喉が痛むと思っていたら、ついに週末に寝込むはめになった。咳き込み、鼻をかみ、少しうとうとするとまた咳き込み、鼻をかむ、という地獄ループ。誘われていた、知人宅での春節のパーティには当然行けず、さらに、前々から「これはぜひ観たい!」とチケットを取っていたボストン交響楽団のドビュッシーとラヴェルのプログラムにも行けなかった。

家族によると、その日の演奏はものすごく良かったらしい。ああ、もったいないことした。良い演奏聴いて、家に帰って、ワインとチーズやるのが楽しいのに。

子供の頃は風邪をひくと、「とにかく食え!」と三食きっちり病床で食べさせられた。お盆にのった小さな土鍋のおかゆが出てくるのが結構好きだった。成人してからは、なんだか物を食べるのがしんどくて、普段、清涼飲料水はあまり飲まないのだけれど、1.5リットルのポカリスエットをコンビニで買ってきて、ここぞとばかりグビグビ飲むのが、大学時代に熱を出した時の楽しみだった。

最近はもう、こういった小さな楽しみすらない。体調崩すと、ひたすらしんどい。健康が一番。

しかも昨日の夜は、住んでいるアパートの火災報知器が深夜2時に鳴り響き、12階から地上までを階段で往復させられたのだった。病み上がりにこの容赦ない心臓負荷。下りは余裕だったけど、上りは本当に死ぬかと思った。

写真はWhole Foodsで見つけた、さつまみかん。これが甘さも酸味もぎゅっとしていて、すごく美味しかった。